事業主貸と事業主借(1/2)

私も個人事業主さんの記帳をはじめたころ、まったく理解でき
ませんでしたが、自分で青色申告をやるようになって理解でき
るようになりました。
ただし、私は、事業用の銀行口座はもっていませんので、どち
らかといえば、事業主借主体の仕訳になります。

この科目は、そもそも事業の会計処理のために使用するので、
貸すのも借りるのも「事業用のお金」が主体と考えれば理解し
やすいと思います。
簡単に「事業主に貸す」「事業主に借りる」と考えてもよいで
しょう。

なお、「貸」「借」と言っても、あくまでお金の流れを示すだ
けで、実際に返済の必要があるわけではありません。
最終的に確定申告の際に両者を相殺、その差額を法人での資本
金に当たる「元入金(もといれきん)」に振り替えて処理しま
す。
この辺は、やよい青色申告では自動的に処理しますので、私も
それほど詳しいわけではありません。

事業主貸は事業とは無関係の支出です。
まず事業主貸は、事業とは関係のない「支出」があった時に使
用します。
事業用のお金を事業主個人の生活費やプライベートな出費に充
てたときです。
例えば、(1)生活用品を事業用のクレジットカードで支払っ
たとき、(2)生活費を事業用銀行口座からお金を下ろしたと
き、(3)事業主個人が払う所得税や住民税、保険料などを事
業用銀行口座で振替納付したときなどです。

法人と違い、最初は戸惑うことが多かったですが、仕訳に慣れ
てくれば法人の記帳よりもやさしいかもわかりません。
私自身が、青色申告をおこなっていますので、より記帳に慣れ
ているからでしょうか。

青色申告のメリットは、(1)最高65万円の特別控除、(2)
赤字が3年繰り越せる、(3)専従者への給与を経費にできる、
(4)30万円未満なら一括で経費にできる、(5)申請によっ
て現金主義で記帳が可能、(6)一括評価で貸倒引当金を計上
できるなどがあります。

上記は一般的なものですが、みなさんが知らないメリットも
あるようです。

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