昔から私は、ひとりで行動することも多く、大勢の人たちとうまく
やっていけるほうではなかったような気がします。
どういうわけか、私は、自分の心の中で人の動きなどが、不思議な
くらいによくみえるようでした。
その影響か、自分の心の中に世の中をみる軸が自然とできあがった
ようです。
会社へ入ると、この傾向は益々強まり社会と会社(自分が所属する
組織)、そして自分の行動を、自分の心の中でいろいろと判断しな
がらするようになりました。
このような自分の尺度を使いながら、組織が正しくない方向へいこ
うとすると、私にはストレスとなって帰ってきます。
私は自分の軸に忠実に行動しますから、自分の中のストレスが増大
し耐えきれなくなると、企業を退職するようにしていました。
もっとも、私は経営者へも相応の主張をしますので、私が自分を解
放する前に、首だといわれることもありました。
それでも組織的なストレスに弱いので、首の方が、妻にも申し開き
ができ自分の中にあるストレスから解放されて、とてもハッピーだ
ったように思います。
家庭人としては落第ですが、もがきながら、次の仕事を探したもの
です。
人は、ひとりひとり違います。
自分にあった人生をどのように生きるかは、最終的には、自分にし
かわかりません。
厳しいようですが、それが人生ではないでしょうか。