わが家では、1997年から犬がいる生活が続いていますが、犬の
おかげで穏やかな生活ができているのかもわかりません。
犬に対する会話は、やさしさや穏やかさがいっぱい詰まった言葉
にあふれています。
いわゆる愛語です。
仏教では、和顔愛語は、「和顔」はやわらかな顔、「愛語」はや
さしい言葉。つまり、文字通り、笑顔で愛情のこもった言葉で話
すことだそうです。
犬に限らず動物たちのしぐさは、人を穏やかにしてくれるようで、
わが家の息子たちや私たち夫婦も犬にお世話されて生きてきたよ
うなものでしょうか。
朝、起きた時から犬のしぐさに癒されて笑顔で一日がスタートで
きます。
一日中、いつも元気遊びまわっていますが、その姿こそ、菩薩の
ようでもあります。
犬をお世話しているようで、その本質は、どうも犬にお世話にな
っているようです。