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マネジメント

多様な意見をくみ上げられるか

企業というところは、本来、硬直した構造をもっていますが、
それでも多様な意見をくみ上げる仕組みをつくれるか、という
疑問があります。

結論からすれば、仕組みをつくる努力をすることです。
社員の企画提案をあげていく仕組み、さらにそれらを審議する
仕組みが必要になります。

審議する仕組みには、できる限り多様な人をいれておくことで
議論が煮詰まります。
ただし、日本人だけの問題ではありませんが、多様な人を集め
てもトップが権力集中型(独善タイプ)では、審議する仕組み
は機能しません。

私も少なからず経営者をみてきましたが、やはり多様な意見を
汲み取る仕組みを動かすことができる人は、少ないと思いまし
た。
その意味では、経営トップを選ぶとき、その人のどのよう要素
をみて選抜するかは、非常に重要なのかもわかりません。
しかも、多様な意見をくみ取る仕組みは、長期的な視点がなけ
れば運用できないでしょう。

この点は、日本人が苦手な分野でしょうか。
日本人は、比較的短期志向ですからトップダウンといえば聞こ
えがよいのですが、いわゆるワンマン経営型が多いように感じ
ます。

それでも、長期的な視点で多様な意見をくみ取る仕組みを構築
している企業の業績はよいようです。

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