日本酒のよいところは、身近なところに地酒があることです。その土
地の水とお米(酒米)を使ったよいお酒がいたるところでつくられて
います。
わが家の晩酌で飲む日本酒は梅一輪です。この蔵元の古酒を飲んだこ
とが日本酒とのつきあいのはじまりです。週に2~3日一合程度です
が、食中酒としてのお酒は会話がはずみ、ゆったりとした食事の時間
がもてるものです。昨年の暮れから梅一輪の原酒を飲んでいますが、
とてもまろやかな味わいでいつも飲んでいる純米酒と少しちがった味
わいです。
この蔵元の「こだわり」は、山田錦をはじめすべての酒米が千葉県産
ということです。地道に努力してこられた結果でしょう。蔵元が減少
するなか、今、地酒の蔵元が自らの努力でいろいろな日本酒造りに挑
戦することは、中小企業経営のお手本になるのではないでしょうか。