稲盛さんの言葉に「仕事の結果＝考え方×熱意×能力」とありますが、
私もこの言葉は大切なのではないか、と思っているひとりです。
それでも仕事を通してみたソニーと京セラには違いがあるように感じ
ます。ただし、私がみた京セラは、元京セラの役員だった方という前
提に基づくものです。

京セラ型（本体を知りませんのであくまで型とします）は、会社全体
にコミットすることが必要で、ソニーは、その部分があいまいという
か個人の意欲をベースにおいているようで、個人の仕事に過度な干渉
をしないといった違いでしょうか。もちろん、仕事の本質的な部分で
はゆるやかに方向性が管理されているのですが。。。
他方、内部監査室がおこなう内部監査（会計・業務）は厳格（怖いく
らい）です。

経営に唯一はありません。経営者の個性が企業経営の個性となる違い
でしょう。日本では旧財閥系の大企業が順調に発展していますから、
目立ちませんが日本人にあっているマネジメントスタイルがあるはず
です。むしろ多様な経営スタイルがあってよいのではないでしょうか。
企業を成長させる原動力は、つきつめれば創業経営者の人間力にいき
つくのかもわかりません。