今ほど会計が重要な時代はありません。理由は、経済成長が
低く、競争が激しい、さらに人口が減少する時代はないから
です。私などが現役時代は経済成長が高い時代でしたから、
ほぼ収入>出支の状態だったのかもわかりません。
企業では接待交際費を使いたい放題とまでは言いませんが、
かなりゆるい時代だったのではないでしょうか。多くの国民
が今年より来年に希望がもてる時代ということです。少々ど
んぶり勘定でもよかった時代だったような気がします。
しかし、今の時代は油断すれば、収入<出支の状態になりか
ねません。その意味では、会計を活かした経営が必須の時代
だということです。毎月、試算表を確認し、自社の収入と出
支を確認しながら、月次のコントールがかかせません。
このような細やかな対応が求められる時代だからこそ、専門
家(公認会計士など)の助言が必要となります。