本年10月からインボイス制度が導入されますが、会計ソフトの
対応に感心しました。本年10月からだと事業年度の途中ですか
ら私のような個人事業主の場合、対応をどうするか、ということ
が気になるところでした。
私が個人で利用しているやよい青色申告オンラインでは、すでに
インボイス制度導入に向けた対策が打たれていました。私のよう
なめんどくさがりやには、大変うれしい対策です。わが国におけ
る会計ソフトは、どの企業の会計ソフトを利用しても対応力はす
ばらしいのではないでしょうか。
データベース化しやすいという点では、経理業務は、もってこい
の分野です。中小企業における会計ソフトの進化は目を見張るも
のがあります。他方、会計ソフトの利用の点でいえば、企業側の
ほうが課題が多いようです。十分に使いこなせていないことです。
私は2000年代はじめから企業においてペーパーレス化を進め
てきましたが、DXという以前からこのような対応をしている企
業はかなりあると思われます。むしろ、行政側の対応が延々と進
まずペーパレス化が進んでいなかった、とも言えます。最悪なコ
ロナ化で意味があったものは、やっと行政や政府がデジタル化へ
舵を切ったことでしょう。
なにかことがあるまで変われない、動かないのが、わが国政府の
特徴ですが、これまで停滞していたデジタル化が進みそうなこと
は、多くの方が亡くなられるという不幸な出来事のなかではあり
ましたが、唯一の成果だったのではないでしょうか。