福岡県筑紫野市の老舗高級旅館「大丸別荘」で年に2回しか
浴場の湯の入れ替えをしていなかったことで、基準値の最大
3700倍ものレジオネラ属菌が検出されていたことが問題
となっています。
経営者の杜撰な認識が社会問題になっていますが、わが国の
現在の経済情勢では、企業は、あらゆる機会に「杜撰な認識」
をもつ可能性があると、考えておいたほうがよさそうです。
経営が厳しくなるほど、経営者は仕事に真摯に向き合わなけ
ればなりません。どうしても経営を継続することができなけ
れば、事業売却や企業売却、廃業、あるいは破産を検討する
ことも視野に入れておくべきでしょう。
人の健康や命にかかわることがあった後では遅いのです。