レシートや領収書、あるいは受取請求書がそろったら、次は
その内容を確認して仕分けをします。内容の確認は、レシー
トや領収書の中身をみてどのような勘定科目になるかを仕分
けていきます。たとえば、ガソリン代のレシートがあれば、
「車両費」の勘定科目としてまとめていきます。電気代やガ
ス代であれば、「水道光熱費」の勘定科目でまとめます。
その他事務用品などのレシートがあれば、「消耗品」の勘定
科目、切手や電話代であれば、「通信費」の科目でまとめま
す。
確認と仕分けは、自分で記帳をするための準備作業でしょう
か。これも面倒でやりたくない仕事ですが、自分で記帳する
以上、入力時の手間を省くために必要な作業です。可能であ
れば、月別にまとめておけばベストです。時間がなければ、
勘定科目ごと、すべてまとめておいても構いません。
経理の記帳は、仕分け(仕訳ではありません)の出来で入力
作業の難易度が変わります。整理整頓は、工場に限らず仕事
の基本となり、作業だけに限らず、税務調査時の資料の提供
等にも反映します。経営者として事業を大きくしていきたい
方は、あらゆるところから学ぶ(まねぶ)ことが一番です。
なにごとも良い仕事をする人や企業からまねることで成長し
ていきます。さらに、まねする意欲が自らのポイントオブビ
ューを作り、独自性を生み出していくことにつながるのでは
ないでしょうか。私は、そのような人や企業をみて生きてき
ました。