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決算

決算が赤字になったときの銀行対策はどうしよう

中小企業では、赤字決算になった場合の銀行への対応と
対策が欠かせません。
事業をおこなっていれば、決算の蓋をあけてみたら、赤字だ
ったということはあります。
この場合、銀行はこれまでのように楽観的雰囲気から、急に
渋い顔をするものです。
赤字になったら、経営者は、まずメインバンクの支店長
に、自ら決算内容の説明をすることが求められます。
そしてメインバンクの支援がどのようになるかを慎重に確認
しましょう。
メインバンク以外の銀行へ説明にいくと、メインバンクはど
のようなスタンスかでしょうか、と聞かれるでしょう。
このような場合、原則的には、メインバンクが融資を出すな
ら、メイン以外の銀行は、それに追随するということが一般
的な銀行の考え方のようです。

赤字でも一過性の赤字である場合には、融資審査にはあまり
響きません。
決算説明をするときは、ポイントを絞って説明することが大
切です。
一過性の経費で大きなもの 、例えば大規模修繕や役員退職金
など があったときは、特別損失に計上し、一過性をアピール
しておくことが必要です。
決算の説明をするときには、期首から 2か月分の試算表を持
参して、前期の同時期と比べて、内容がよいことや今期の出
だしが順調であることなどを説明し、今期は黒字見込みであ
ることをきちんと説明しておきましょう。

改善計画を出す場合は、売上拡大よりもまず経費削減をする
ことを書面に入れて説明しておくことでしょうか。
迅速に赤字の内容説明をしたあと、上半期に改善計画通り黒
字になるように努力することが前提になります。
もっとも、赤字決算になるような場合、可能な限り赤字決算
になる前に融資を受られるように尽力してください。

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