経理 記帳代行ならエヌエスアカウトスタッフ

決算書

経営者の決断しだいで決算書はかわります

決算書は、当たり前なのですが、経営者の決断で決定され
ます。

・資金を借りる、あるいは借りない
・投資するか、しないか
・従業員を雇うか、雇わないか
・売掛金にするか、現金でもらうか
・仕入や経費を払う時期をずらすか、ずらさないか
・買取にするか、リースにするか
・年間一括支払契約にするか、月額支払いにするか

経営者が経営上で判断したものが、決算書(B/S)に現れて
きます。

他方、損益計算書の売上は、相手(お客様)がいるので経営
者の判断で変える事がむずかしいものですが、地道に売上を
獲得するための努力をしていれば、経営者の決断が反映する
ことがあります。
しかし、売上は、経営者の決断だけで決定されるものではあ
りませんから、決算書には間接的にしか反映されません。

経費をどのように使うかは、社長の決断ですから簡単にでき
ます。
家賃を賃料が安いところへ変更するか、人件費にお金をかけ
るのか、交際費にお金をかけるのか、といったことは、経営
者の決断がすぐに決算書に反映されます。

毎日の社長の行動は、すべて会社のお金を通して決算書に現
れています。
決算書が経営者の通知書だ、と言われる理由です。
経営者は、このことが理解できていれば言い訳ができません。
銀行や銀行の担当者は、このような事実の積み上げで決算書
で判断しています。

このようことが理解されていれば、経営者は、日々の決断と
行動において、より真摯な姿勢で経営に臨むことができるの
ではないでしょうか。
このような基本を忘れている経営者を、私はみてきましたが、
やはり経営はうまくいきませんでした。

news allread more

share this one