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融資

返済期間か、金利のどちらを選択しますか

融資の交渉をする場合、金利と返済期間のどちらを選択する
か、という問題が発生するでしょう。
さて、どちらにするか、迷うところです。

ある程度金利は高くても、返済期間を長めに取った方が良い
のかもわかりません。
実際、私が経験した範囲では、銀行が長めの返済期間の条件
をのんでくれた場合は、長い返済期間で融資を受け入れてい
ました。

たとえば、2,000万円を借りる場合で比較してみましょう。

・例1)金利1%、返済期間3年

・例2 金利2%、返済期間7年

それぞれの例で1年後の残高の差額は、、381万円です。

・例1)2,000万円:3年=約666万円

・例2)1,000万円:7年=約285万円

差額 381万円

金利差は1%なので、2,000万円借りても、約20万円です。
この金利を加味すると、約400万円ほど、例2)のほうが残
高は多くなります。
この残高分を手元資金としてもっておくほうが、経営として
は余裕がもてることになります。

今のような低金利時代であれば、返済期間を長めにして手元
資金に余裕をもっておいたほうがよいでしょう。
ただし、今後金利が上がっていくことが考えられますから、
経営内容と借入について、慎重に検討する場面が増えてくる
と思われます。

どのような状況でも利益を出す経営を忘れてはいけません。
利益を出せなければ、返済期間も金利も絵に描いた餅なので
す。

 

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