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決算書

毎月の試算表の積み重ねからよき経営ができると知ろう

決算書が信用格付の8割、9割といわれています。決算書という
のは1年間の企業の経営成績です。
また、決算書は、毎月の試算表の積み重ねです。

毎月、試算表を出す意味は、経営数値を見て問題点や課題を分
析し、すぐに経営改善の努力をするためです。
次の1ヶ月の経営に活かし、良い経営活動となることを目指し
ます。この繰り返しが決算書に反映されます。

中小企業では、試算表をおろそかにしている企業もありますが、
当然ですが、経営数値を確認していなければ良い経営ができる
わけがありませんし、当然ですが、よい決算書になるわけがあ
りません。
このようによい経営を進めていくために、優秀な経理担当者を
雇うか、あるいは外部に有能な経理業務がおこなえる担当者な
どに依頼することになります。

私がみてきた範囲でいえば、企業は、税理士や会計士と顧問契
約をしていますが、適切なアドバイスをもらっている経営者は
少なかったです。どこも確定申告や税務調査のために税理士や
会計士とつきあっている程度でした。
また、経営者側も経営数字をいじりますから、税理士や会計士
に深入りされたくないといった事情がありました。
このような対応をしていた企業は、当たり前ですが、業績が悪
化していきました。

毎月の試算表を出すことは、銀行のためにやるわけではありま
せん。あくまで自社の経営活動を把握するためです。
経営者のなかでも感覚的に経営する方は、経営数値を甘くみて
おり、好調時はそれでもううまく経営できていますが、一旦、
事業が不調な局面にはいれば、ひととまりもありませんでした。

不思議なものですが、毎月、試算表をきちんと確認し、問題点
や課題を検討できている経営者が率いる企業は、着実に成長し
ていきました。
当然、経営者が税理士などと常に意見交換をしている姿が印象
的でした。

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