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中小企業

未来を創りだす作業本当にできているのか

未来を創りだす力には3つあると本で読んだことがある。
慣れを避けて、常に危機感をもち、そして 夢を持ち続けてい
れば目先の結果はあまり気にしない。
不安を解消するためや前例墨守で行動の選択をおこなっては
ならないし、慣れないことを実行するストレスや将来に対す
る不安を打ち消せるのは安易な安定に安住することではなく、
意志のスタミナを保ちながら、日々の行動と確固たる夢を持
ち続けることである。
選択を行うことが、成長を求められているベンチャー企業経
営者の責任であり、ときに火事場の馬鹿力がいるようだ。

それには、 自らの現場が火事場であることを五感を通じて自
覚することができ、経営者は社員が危機感をもつ環境を醸成
しながら、脅かすことではなく、高い目標を設定し、アクシ
ョンプランの不実行を個人の気づきに訴えるものでなければ
ならない。
しかも、結果の数値化をとおして、ビジョンをスポーツのよ
うにできれば理想だが、 素質や能力ではなく、変化対応力こ
そが、生き残りの条件となる、と書かれていた。

まじかに見るベンチャー経営者のマネジメントは、相当大変
な作業となっている。ほとんど火事場状態だが、社員はまっ
たく危機感がない。
この点は、経営管理の問題があると思う。先ず経営数字を社
員へ開示していないため社員に危機感をもってといったとこ
ろでもてるはずがない。
もっとも安心して開示できる社員がいないという点で課題が
あることもわからないではないが、結局のところすべて中途
半端な状態でマネジメントがおこなわれており、早い段階で
経営数字をとおした社員による事業計画の進捗管理をおこな
う必要がある。

それにも拘わらず一方的に怒鳴りちらしている経営者や反対
に寡黙な経営者がいたりする。
要は、怒鳴ろうが、寡黙であろうが、社員が主体的に事業運
営をしていく仕組みを作らなければならない。そのために早
い段階で社員を信頼して事業計画の前提である経営情報を開
示していくことだ。
これを恐れている経営者が多く、社員と信頼関係の構築がで
きなばかりか事業運営自体が急激に悪化していく。

経営者になった以上、早めに決断して社員に変化対応力をつ
けてもらうことが、先ずもって有効な手段である。人間の素
質や能力にそれほど大きな差はない。やるかならないかだけ
の問題だ。しかも、やる以上は徹底にやることに尽きる。

不思議なことに社員へ利益管理させている企業は、経営者に
少々課題があって今でも成長している。
昼行燈に近い経営者だが、支えてくれるスタッフがいるから
企業は伸びる。経営は、これでよいという見本だ。

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