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中小企業

成長する企業の経営者は社員を怒らない

成長する創業経営者はとても辛抱強かった。経営者は、他人
の言うことを聞くより、他人を自分の思い通りに使いたいタ
イプですが、私がみた経営者は辛抱強い人だった。

創業経営者をみていると 怒る経営者もいるが、真剣だからこ
そ怒こるという経営者は、経営の本質を理解できていない人
だ、と私にはみえた。
反対に成長させていく創業経営者は、社員に目標達成できそ
うな気にさ、また、成果が出るまで辛抱強く待っている。

成功させている経営者は、創業経営者、サラリーマン経営者
に限らず辛抱強いと思う。ほとんど怒らいといってもよいく
らいだ。
怒らなくともマネジメントが上手くできているし、日頃から
コミュニケーションがよいのが特徴だ。

怒らい経営者は、毎日ジタバタしながら物事を進めていくこ
とがなく、長期的な観点から事業の成果を生み出していく。
怒る経営者は、どうしてもコミュニケーションがむずかしく
なる。これを言えば怒られるのではないか、という心理的な
な不安と壁が先に立つ。

私のように少々厚かましくても、やはりそのような経営者に
なにかを話す前には逡巡することが何度もある。
もっとも、退職の意思表示をした上で経営者から個別に呼ば
れた場合は、明確に退職の理由と経営者の問題点を指摘する。
さすがにその場で怒りだすことはないが、それでもなお俺の
言うとおりにやっていればいい、と言うから救いようがない。

このタイプの経営者は、この対応は企業の将来を危ぶむこと
だと理解していない。この言葉によって本当は退職するのだ
が、事ここに極まる、である。
経営や人も思い通りにいくようであれば、誰でも経営者にな
れる。

残念だが、今だ、このような経営者は多いのだろうが、21世
紀を担う経営者となる人にはあってはならないことだ。まさ
に本物が必要な時代だ、と感じる。
ソニーのように世界的企業になれるよう、本物の経営者を目
指して欲しい。
良き人材は世の中に数多いるが、本当の意味で人材を活用す
ることができる経営者は少ないものだ。

経営者は、みな「真剣」だといい「怒る」が、経営結果から
見ると「真剣」でなかったことが証明される。
それは「怒る」という所作から健全に成長できる企業はない
ということだ。
経営者に限らず経営の一部を担う管理職も同様だ。

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