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事業計画

予算とのずれがあるから成長することを知ろう

ビジネスは、結果という事実と向き合うからこそ次の成長が
ある。成果が出ないことが必ずしも悪いわけではない。
そのプロセスの中に成功に導く本当の要因がある。結果とい
う事実をまげて報告したりすると、それ以降のプロセスは虚
構という要因が混ざってしまうため真の要因にたどりつかな
くなる。
やる気は大切だが、同時に結果と正しく向き合う姿勢があっ
てはじめて成功へつながる道筋が見えてくる。

大事なことは、予算と実績のズレを認識し、今後に生かして
いくことだ。
予算の精度を上げるには、予算の立て方を変えるのではなく、
最初はズレが大きいのが普通だ。気にすることはない。先ず
行動計画を変えることだ。

どのような企業においても予算の策定は、むずかしいものだ。
毎年継続されているような事業でも今日のように変化が激し
いと予算の精度は低くなる。しかし、低くなろうが高くなろ
うが、毎月の事実を把握することが大事だ。

特に予算と乖離がある場合は、予算と現実の分析が徹底され
るので原因にたどり着くことが可能だ。反対に精度が良い場
合のほうが問題だ。なぜなら予算を作った条件と同じ条件で
達成されていれば良いが、大体、偶然に予算が達成されてい
ることが多いからだ。

結果が良い場合も悪い場合同様に原因分析はしっかり行って
おくことだ。先々業績が悪くなる要因が含まれていたりする。
特に現在のように変化が激しい時代は、要因分析は、良くて
も悪くても徹底しておくことが大切である。次のチャンスを
つかむのは、このような努力を継続してできる社員がいる企
業であり、他社より先にチャンスを発見できる企業だけが着
実に成功という成果を出せることになる。

また、経営数字は、行動の基礎となる資料を与えてもらうだ
けであり、どんなにすばらしい分析がおこなわれても、実際
に実行しなければなんの意味もない。分析は、行動における
精度を上げるためにおこなうものであり、常に実行によって
次の結果が担保される。

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