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ベンチャー企業

ベンチャー企業の実行は決断の連続だろう

ベンチャー経営者は、決断と実行を日々おこなっているが、
本当の意味で考え抜かれた決断であるかどうかは疑問だ。
経営者は、ベンチャーキャピタルなどに事業の将来像を見せ
ているため、事業活動の出来上がりばかり気にしている。
日常的に徹底した議論と問題点の改善がなされているか、と
いうと甚だ心もとない。

およそ事業計画ができた段階で思考がとまっている経営者が
多く、その後、実際におこなわれる事業運営において思考が
止まってしまい、成功するのが当り前だ、という思考から目
が覚めず物事を進めていく傾向がある。

当然、本質的な問題を解決しないまま突き進むため、経営者
が、いざ問題点の改善改革しようとする時点で、人材や資金
、あるいは情報が圧倒的に不足する状態になっている。
「自己満足に陥っていないか 」という疑問よりも、自己満足
そのものだった。

また「自分でコントロールできない問題は潜んでいないか 」
ということに関しても、自分はできると思っている経営者ほ
ど、事業のコントロールを上手くおこなっていると思ってい
るが、実際は、ほとんどなにもコントロールされていない。

資金とビジョンは、確実に疲弊していき、スポンサーが見つ
からなければ廃業することになる。運よくスポンサーが見つ
かった場合でも、これまでの経営スタイルを変えることは至
難の技だ。
その場に及んでも自己の経営に問題があるという認識をもた
ない経営者が多いからだ。
事実、その後、事業が継続されるが業績の改善が見られる企
業は少ない。改善がみられる場合は、創業経営者が退いた後
だ。

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