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仕事

ゴミだと思うようなことから宝物を見つける見識が必要だ

経験したことから学べる事実は本来すごいものだ。この意味
で、ベンチャー経営は生の体験そのものだ。
実体験の価値が再評価されるだろうし、多様な解釈の余地を
残す現実を実際に体験し記述することで、情報の編集スキル
が向上し、独自の見識が生まれてくる。
情報の量が増し、情報の選択だけに時間を費やしていると、
生の体験から遠ざかってしまう。
まさに今の時代だ。

他人の解釈を加えていない生の体験をすることで、情報の取
捨選択能力、編集スキルが磨かれていくものだ。
お仕着せの解釈をきれいに語るスキルも重要だが、自らの見
識に基づいていないと、正解探しが仕事になってしまうだろ
う。
正解がひとつでないビジネス社会では、体験はより重要であ
り、企業が成長するための有効な解は、企業経営の現場にし
かない。
現場の生の体験を積むことで、何に着目し、何を優先させる
かが、鮮明になってくる。
ゴミの山から自らの見識で、注目すべきことを嗅ぎ分けるこ
が重要だが、嗅ぎ分ける感覚は、生の現場で磨かれていく。

一見すると無駄の連続にも感じるが、その向こうに宝の山が
あるというのが、本当だと、私はわかった。ごみの山から自
分の力で這い上がっていく過程の中で自分なりの嗅覚が磨か
れた。
大体、毎日おこなう仕事自体、それほど大きな価値があるよ
うに見えないものだ。しかし一人一人の小さな仕事が連携し
あっていくと大きな力になっていく。現実は、毎日このよう
な作業の連続だが、ときとしてそのような仕事にスポットラ
イトが当たることがある。

例えば、労働基準監督署の立ち入りなどだ。毎日仕事を着実
におこなっている企業では、結果として大きな課題は残らな
い。相手が必要とし、納得できる解をしっかりと説明できる
からだ。
このような事実は、社員一人一人の仕事によって決まる。と
ても管理職一人だけで対応できるものではない。社員数が10
名程度あれば可能だろうが、500名以上ともなれば間違いなく
社員一人一人の仕事に負うことになる。

リスクどころから、このような事実から社員一人一人の仕事
の価値が理解してもらえる。毎日つまらないという前に、や
はりやるべきことは、その日のうちしっかりとやっておくこ
とが大切だ。
毎日の経験など知れたもののように思うが、企業が成長して
いれば必ず課題があり、それを克服することで次の成長へつ
ながっていく。

企業実務の重要性は、このような一見つまらないと思える事
柄の中に大切な要素が眠っている。それこそがより良い正解
を見つけるための最良の方法である。ゴミのなかの宝は、案
外このようなところに存在する。

 

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