私は、元来、こむずかしい理論が好きではありません。それ
でも業績を伸ばしている企業には、理由があります。
私の知る限り、ソニーでは、子会社であっても仕事に対する
自由度と業界内における報酬の高さがあったでしょう。
自由度が高い組織マネジメント(意識しているかどうかもわ
かりませんが)は、社員の自主性が働き、議論も活発ですが、
結果を求められる厳しさがありました。
このバランスが経営に効いていたのです。
中小企業の経営者ほど、自らの経営を確立するために、他者
から学ぶできでしょう。
この点「【御恩と奉公】をヒントに組織マネジメントを考える」
は、マネジメントをわかりやすく展開しています。
論理的ですが、発想がおもしろく、中小企業経営の問題点をず
ばりと指摘しています。
さらに解決策が展開されています。
経営とは、本来シンプルなものです。
中小企業経営者には、是非、読んでもらいたいと思います。