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経営能力

経営者は学ぶことから事業の成長拡大をしていく

日本の企業数については、いくつかの異なる統計データがあり
ます。主な数字は以下の通りです。経済産業省(中小企業庁)
のデータ経済産業省の中小企業白書によると、日本の企業数は
約360万社(者)とされています。この数字は一般的によく引
用される企業数です。ただし、この統計には以下の特徴があり
ます。

総務省の経済センサス情報を基に試算されています。農林漁業
や一部のサービス業が除外されています。
財務省(国税庁)のデータ国税庁の会社標本調査によると、よ
り広範な定義での企業数は約640万社(者)となっています。

この内訳は:会社数: 約286万社個人事業主: 約379万者この統計
には一次産業も含まれており、より包括的な数字となっていま
す。
企業規模別の内訳2024年の時点での企業規模別の内訳は以下の
通りです。

大企業(従業員2,000人超):
909社(0.07%)
中堅企業(従業員2,000人以下、中小企業除く):
9,229社(0.7%)
中小企業:
121万4,670社(99.1%)

日本の企業数は、定義や統計の取り方によって360万社から64
0万社の間で変動します。一般的には経済産業省の360万社とい
う数字がよく使用されますが、より広範な定義では640万社に
達します。これらの数字には、大企業から個人事業主まで幅広
い規模の事業体が含まれています。
*上記内容は、Perplexity Proに調べてもらった回答です。

私は多くの企業をみてきたほうの人間だろう。その意味では、
企業というものがどれほど違うかを理解できた、と思っている。
実際、企業には大きな違いがあった。だが、わが国の企業の違
いを知るのはなかなかむずかしい。企業ごとの情報が不足して
いるからだ。もっとも、会計情報や財務情報は、調べればわか
ることもある。問題は、そこで働く人たちや経営者の実像だ。
これがよくわからない。

それでも、一部の企業内情報は、企業に在籍した人たちよって
本にされることで、企業活動や経営者の実像を読者に届けてく
れることもある。それでも他企業の経営者からみれば、理解で
きないことばかりだろう。私がソニー子会社の出身であっても、
ソニーの経営に関して、経営者から質問や相談されたことはな
い。

実際、経営者は成功している企業から学ばない。企業の実情を
知る人間が身近にいてタダで学べるのに学ばない。私には不思
議なことのひとつだった。毎日、その日のことだけに注力し、
経営とはなにかを学ぼうとしたり、知ろうとする経営者はいな
かった。私がもっているソニーの経営活動に関する情報を学び、
これからの経営に活かそうとする経営者は皆無だった。費用も
かからないのだが、部下である私から学ぶなど、自分のプライ
ドが許さないのだろう。

企業が成長していかないわけだ。なにもソニーの経営を学ばな
くともよい。よい経営をしている企業は、日本企業のなかにた
くさんある。経営者として自分がおこなう経営に活かすことが
できる経営スタイルやマネジメントは、なにかを通して学ばな
い限り、一流企業に近づくことはできないと、私は考えている。
学んだうえで、その経営者が考える独創的なスタイルは生まれ
てくるのではないだろうか。

私は、いろいろな企業へ在籍したが、そこでわかったことのひ
とつが、日本の経営者は学ばないということだった。経営者だ
けではない。管理職も学ばない。経営者になった途端、自分は
一流の経営者だと思っているのではないか、と感じるくらい学
ばない。上場を目指していた中小企業の面接を受けたことがあ
ったが、大企業出身というだけで重たく感じているようだった。
大企業的な制度など導入してくれるな、という態度をされた。
そういうものは、わが社にはいらない、と話された。そのよう
な企業が上場を目指しているというから、私はさらに愕然とし
た記憶がある。上場できるわけがない、と私は、そのとき思た。
当然だが、現在でも上場はできていない。

経営者が上場会社というものを理解できていないのだ。その理
由は、証券会社などからちやほやされるからだろう。その時点
で一流だと勘違いしている。一流になれるかどうかは、経営の
背骨をどのように決定するかだが、既存の上場会社から学ばな
ければ、将来自社の経営を維持できる保証もないはずだ。

多くの経営者は、自らに甘い。少々利益がでているだけで将来
性があると思っている。おめでたいことだ。いずれ企業の限界
がみえてくる。

私は、ドン・キホーテ創業者の安田さんのことをよく知らなか
ったが、安田さんが出版された本「を読んでわかった
ことがあった。よく学んでいるということだった。「ビジョナ
リーカンパニー」という本は、むかし読んでいたが、それが最
初の本であり、のちに続編が四冊出版されていたことを「運」
のなかで知った。今、この本を読んでいる。

安田さんは、この本から学んだと書いておられる。私は読み直
してみて、まだ二冊目の途中だが、経営における学びの宝庫だ、
と思った。しかも、米国企業の盛衰を丹念に調べあげている。
実例が豊富で経営者が学ぶにはもってこいの書物だろう。安田
さんは、ドン・キホーテの経営に関して、この本から学んだと
いう。そこからドン・キホーテの独自性ある権限委譲経営を確
立したそうだ。そこらの親父ではなかった。

経営者や管理職は、安田さんに倣ってこの本から学べばよい。
それだけで経営の骨格について学べる。そして自ら考えて実行
し、独自性ある経営やマネジメントを構築していくことが可能
となるだろう。昇進などで社員や部下に退職されることもなく
なるというものだ。

とにかく日本の経営者や管理職は、学べよ、とだけ言いたい。
経営とは、それからだ。

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