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中小企業

一人社長でも数億円を稼ぐ

起業するときは、一人でおこなうケースが増えているようです。
これまでは、社員を雇用して、事業を広げていくことが多かっ
たように思えます。しかし現在では社員を雇用して労働力を確
保するのではなく、外注や業務委託という形で事業を拡大
する手法が広がってきています。

これは社員を雇用するよりも、外注や業務委託のほうが大
きなメリットがあるからです。外注や業務委託と聞くと仕事や
契約だけでつながっているドライな印象をもたれているのかも
わかりませんが、実際には、社員を雇用するほうがさまざまな
要素があり、リスクは高くなります。

たとえば社員を募集した場合でも、必要な人材が来てくれるか
どうかわかりません。仕事のうえで問題があり解雇をすれば、
「不当解雇だ」と訴えられる可能性だってあります。
また、会社が負担する社会保険料は、こんなにと思うほど非常
に高いです。
それらを考慮すれば、事業が安定する規模までは、従業員を雇
用するよりも業務委託や外注のほうが、メリットが大きいと考
えられます。実際、このような対応をしている経営者は多くい
ます。

中小企業ほど、売上は可能な限り固定化し、経費は変動化して
おくことが重要です。売上に対して変動費の割合が多いほうが、
資金繰りのリスクは低くなります。
外注化するということは、売上に比例して経費が発生すること
を意味します。売上が安定しない会社の場合には、社員を雇用
することに対するリスクヘッジになります。

中小企業ほど事業を継続していく中で、どうしても売上などの
波は出てきます。そのタイミングに合わせて経費を対応させて
いくことができていれば、柔軟に利益を確保していくことが可
能となり、事業の安定化に貢献していきます。
私の取引先では、このような対応がうまくできており、利益を
確保しています。

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