変化する時代とは、ゆっくりと、そしておぼろげながら変わっ
ていく。正しいと思われる考え方や行動も同じように変化して
いく。現実の会社や組織は、時代のなかで各企業がまだら模様
をみせながら、自分でわかっているようでわかならいように変
化するものだ。
私たちは過去に執着する生き物だ。未来は簡単にみえないから
だ。だが、経営者は、未来をみていく生き物だ。
だからこそ、小さな企業からでも大企業になれる。
経営者は、時代を読み解く先駆者でなければならない。
私には到底できないが、そんな未来をみている経営者のサポー
トはできる。
理由は、現場から未来をみる努力ができるからだ。
私の未来は足元だ。だから、どんな時代にも対応が可能だ。
経営者の未来は大きいが、私の未来は小さい。
だが、大きな未来には、足元の小さな未来が必要になる。
どんなに大きな変化の時代であても、足元の未来はみることも
大切だ。
だが、それを活かしていくことができるのは、経営者がみてい
る大きな未来があるおかげだ。
私のような人間は、常に経営者の足元を支える役割だ。
このようなことがわかる経営者はいるのだろうか。
極めて少ないだろうが、必ずいるものだ。