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管理システム

信頼できる管理システムをつくる

中小企業のように規模が小さいときは、経営者の個人的能力
で会社を運営できますが、社員が増え、売上が拡大してくれ
ば、経営者の個人的能力では限界がきてしまいます。
経営者の個人的な能力による企業経営から信頼できる人材に
よって、経営を補完する管理システムを導入し、会社を組織
的に運営することが必要になります。

管理システムは、会社の業務を組織的かつ効率的に運営する
ための仕組みです。その目的は、業務の効率化、不正やミス
の防止(チェック)、経営情報の信頼性を確保しながら社員
が組織的に会社内で活躍できるようにしていことです。

管理システムには、職務分掌や職務権限、社内規程、予算管
理、人事制度など全社的なものと、販売管理、購買管理、在
庫管理など業務ごとに個別的な機能を持たせていきますが、
会社の業種、規模、経営環境、戦略などによって、常に自社
現状に対応させながら構築していきます、また、会社の事業
拡大などとともに、その役割を改良していくことが必要です。

経理情報は、販売や仕入データなど、各部門からの情報によ
って作成されるため、各部門の情報の中に不正やミス、実態
とは異なる情報があったりすれば、正しい経理情報は作成す
ることができません。
経理部が信頼性の高い経理情報を作成し発信するために、各
管理システムが適正な経理を遂行させて、各部門においても
最善な体制を維持していきながら、全社的に正しい情報の流
れができるように構築していきます。

管理システムは、本来、経営者や管理者が会社や部門を運営
するために必須の機能です。経理部や総務部、あるいは人事
部では、主に経営者や管理職が必要としている経営情報に沿
って、各部門と連携しながら全社的立場で管理情報の調整を
おこない、管理システム構築していくことが求められていま
す。

わが国では、販売部門の影響が強いため、販売部門の意思に
沿って情報システムを構築することがありましが、全社的な
問題点や課題を積み残して、販売部門が主導する情報システ
ム構築は失敗することが多いものです。

管理システムを構築する場合、自社の将来像(あるべき姿)
と現状の問題点や課題を、全社的な観点から把握しておか
なければ、当然なのですが、うまくいきません。
また、優秀な企業をベンチマークすることが必要ですが、利
益を出している企業ほど謙虚に学ぶことをしようしません。
なにごとも、先ず優秀な企業やベンダーから学ぶことが自社
の成長にはかかせませんが、このことができる経営者は少な
く、このような学びをしている経営者がいる企業は、現在で
も成長を続けています。
ベンチマークができる経営者は、謙虚さを持ち合わせていま
した。

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