現在、物価水準は2020年を100とすれば、2025年2月は、約
110%になっています。大雑把な計算で言えば、毎年約2%
強の賃上げはマストになるでしょうか。中小企業でもこのよ
うな覚悟のなかで経営を進めていくことが求められます。
とくに賃金に関しては、上昇していきますから、中小企業で
も10年間で最低でも1.5倍ほどにしていく前提が必要になるの
ではないか、と私は考えています。
このような前提で経営をするということは、売上と利益のバ
ランスを検討しなくてはなりません。
現代は、単に経営者の希望だけでは経営ができない時代です。
この点で、中小企業でも事業計画を作り、社員と共有できる
経営が必要になってきます。場当たり的な経営では、先ず資
金繰りがつかなくなっていくでしょう。事業計画の進捗管理
は、同時に資金管理をおこなうことにつながります。
今後は、中小企業でも、計画と実績比較をすることが重要課
題になってきます。この時代のよいことは、このような事業
計画をつくり運用していくためのシステムを手ごろな費用で
導入できることです。
事業計画の策定や運用は、なにもむずかしいことはありませ
ん。先ず、基本的なことをだけを実行していけばよいのです。
社員へは、やさしく教えていくことからはじめましょう。
多くの中小企業をみてきましたが、真面目すぎて、いきなり
複雑なことからはじめようとしていましたが、私は、実に簡
単に導入しました。大切なことは、システム導入前の勉強で
す。しかも、遊びながらやることです。
みんさん自分の賃金に関しては、必ず興味をもつものです。
うまく導入していくヒントは、そこでしょうか。