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経営の仕組み

経営の仕組みを突き詰めるとわかること

企業というところは、仕組みが売上を生むところです。企業は、
本社スタッフが仕事をするビルや工場などの生産設備、あるい
は従業員という仕組みを持っています。しかし、それだけで売
上が生まれるわけではありません。企業の仕組みがすごいとこ
ろは、企業が有する仕組みが製品やサービスを生みだす力があ
ることです。

企業というところは、その仕組みによって生み出された製品や
サービスを販売することで売上を作ることができます。
では、製品やサービスが売上を生み出しているのかといえば、
そうではありません。製品やサービスの存在だけでは、売上は
生まれません。重要なことは、製品やサービスの価値がお客様
に認められて、お客様が購入するという意思決定をすることで、
売上が作られるということです。

要は、売上を作ってくれるのはお客様だということです。製品
やサービスは、単にその手段なのです。
儲かるとは、収益性の代表指標であるR O Aは売上高事業利益
率と総資本回転率に分解できますが、それは会計上の数字の分
解にすぎません。総資本は製品やサービスを生み出してくれる
源泉ですが、製品やサービスがお客様に認められた結果として、
売上を生み出してくれています。

このことから言えることは、企業が直接使用しているコストで、
売上を作ることはできないということです。
売上は、あくまでお客様だけが作ることができます。
なにが言いたいかといえば、自己資本比率や借入比率、あるい
は利益率などを考えていても売上を上げる(作る)ことはでき
ないということです。
経営でいう売上を上げるとは、お客様が認めてくれて購入して
くれた製品やサービスで成り立っているということです。

近頃、なんだかスキルばやりですが、経営の原理原則は、お客
様と、企業が生み出す製品やサービスの交換作業だということ
です。この基本理解できてはじめて経営を知ることになります。
とくに創業期や中小企業では、この原則を知ることが最も重要
です。
大手企業では、数字遊びはできますが、ベンチャーや中小企業
は、現場とお客様しかありません。
そんな関係を知れば知るほど、創意工夫をする意味と、その実
行を体得することができるようになります。

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